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  沖縄県民連帯・川越行動への伊波洋一氏のメッセージ

   杉浦公昭
 2013年6月22日、私たち「9条守れ、米軍基地撤去!!!沖縄県民連帯・川越行動」実行委員会は、沖縄の慰霊の日にちなんで、市民らの参加を得て第7次の川越駅頭で宣伝、同駅東口での集会と市内パレードを行いました。
 当日の模様をビデオ撮影しYouTubeにUpした
深沢健一さんのURLをご紹介致します。http://www.youtube.com/watch?v=eHUeZQ2wzck&feature=share&list=UUT2Rqqex7menwokgZ55-I8Q

 また、この集会によせれられた沖縄の伊波洋一元宜野湾市長の連帯メッセージを以下にご紹介させて頂きます。
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 第7次「9条まもれ、米軍基地撤去!『沖縄県民連帯・川越行動』」
              ~伊波洋一メッセージ~

本日参加の皆様が、日本の空を欠陥機の練習場にするな! 米軍基地をなくし、平和な沖縄日本を!を掲げて、川越市で毎年複数回の沖縄連帯行動を行っておられることに心からの敬意と連帯を沖縄から表します。

 

今、沖縄では基地負担軽減策は名ばかりで、一層の基地強化、住民への負担強化が日米両政府によって行われています。その象徴が昨年10月のオスプレイ12機の普天間配備です。住宅密集地に囲まれた普天間飛行場は「航空法上の飛行場」ではなく、日米安保条約上の提供施設にすぎません。日本政府は、普天間飛行場に何の安全対策もしておらず、周辺住民の危険性を放置したままです。

負担軽減と危険性除去を理由とした1996年SACO合意の全面返還期限は2003年でしたが、守られず2005年に2014年に延ばされ、今年になってさらに2022年以降に延ばされました。

実に19年も期限を延長して普天間に負担と危険性を押し付けるのは、辺野古新基地建設を実現させるための日米政府による沖縄県民いじめであり、脅迫です。決して許してはなりません。 

米軍はフェンス外の沖縄県民を完全に無視して飛行訓練を行います。伊江島や宜野座村では深夜10時過ぎまでのオスプレイ飛行訓練が行われ住民は悲鳴を上げていますが、政府は何もしようとしません。今年の10月までに新たに12機が配備されます。この24機のオスプレイは沖縄だけでなく日本列島の各地を我が物顔で低空飛行訓練を繰り返す予定です。

このような日米政府の横暴に対して沖縄県も県内全市町村も一致して普天間基地の県内移設に反対し、辺野古新基地建設を許さず、普天間基地の全面返還を求めています。

沖縄が嫌なものは、本土のどこでも嫌でしょう。占領の終了から60年過ぎても、日本に米軍基地があるのがおかしいのです。

 

まず、沖縄から海兵隊を米本土に撤退させましょう。

さらに、日米安保条約を日米友好条約に切り替えていきましょう。

そして何よりも、日本国憲法の改悪を阻止し、国民主権、基本的人権の尊重、9条の平和主義を守り抜きましょう。

 

最後に、参加者の皆様とともに、本日の平和な沖縄、平和な日本のための沖縄連帯・川越行動の成功を祈念し、沖縄からの連帯メッセージといたします。

 
      
2013年6月22日     伊 波 洋 一




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