辺野古基地用石材の奥港使用に関して
辺野古基地用石材の奥港使用に関して
杉浦公昭
私は、11月7日、辺野古での座り込みの中で、沖縄県(土木部?)辺野古埋め立て用の石材を積み出す国頭村奥港や本部港の使用許可をしたと言う情報を聴き、愕然としました。
11月14日、辺野古埋め立て土砂搬出反対全国連絡協議会の共同代表らが、翁長知事宛に「奥港及び本部港の港湾施設用地使用許可の取り消しを求める」要請書を提出しました。
11月15日、「基地の県内移設に反対する県民会議」の山城博治共同代表らが県庁を訪れ、県に使用許可を撤回するよう要請しました。
山城共同代表は「知事はあらゆる手段で新基地に反対すると言っていたが、現状は公約違反、言行不一致だ」と厳しく批判した。「知事には、政治判断による早期撤回を重ねて求めました。
11月15日の県庁での記者会見によれば、県は9月に奥港の岸壁と港湾施設用地の使用許可を出した後、11月7日付で新たに「港湾施設使用許可に係る審査基準等」を設定した。新基準の中に「環境を悪化させる恐れがないこと」を盛り込みました。この規定を適用して更新申請を認めないことなども含め許可の撤回を検討しているとみられます。海上搬送開始に対して翁長知事は「県との協議が調うまでは実施しないよう行政指導していたが、県の行政指導に従うことなく、拙速に海上搬入したことは極めて残念」と批判しました。
11月23日、奥区は臨時総会を開き、奥港の使用に反対する抗議決議を全会一致で可決しました。奥区は24日にも区の役員会議で具体的な決議文の内容を決め、近く県などに提出します。
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