不屈の三線、米軍要塞新設の辺野古に響く

kyutono9

2018年03月02日 11:38

 不屈の三線、米軍要塞新設の辺野古に響く

     杉浦公昭

明日3r3月4日は、沖縄で三線の日として、三線を持つ人は島中で午前11時と午後2時に、一斉に弾き鳴らす習慣が有るそうです。


201534日、辺野古のキャンプシュワーブ、ゲイト前に座込みながら、機動隊にテントを剥ぎ取られ、小雨に濡れながら、毅然として、318人と琴2人が弾き鳴らす姿は、全国の人々に深い感動を呼び起こしました。
      





正に沖縄の自然や風土が培い、そこで生きた人々が唄い踊り継いできた伝統の文化であり、そこには如何なる暴力にも屈しない不屈の沖縄の心が宿っていました。

 

大和の床の間にはしばしば刀剣が飾って有りますが、沖縄の床の間には三線が飾って有ります。暴力では近隣の国には勝てない島国が生き延びるには、自らの文化の力に依拠する真の知恵を持ち続けているようです。


こうした歴史も文化も理解しないで無神経にも、沖縄中が三線を奏でる重要な日に、演奏者の雨よけのテントを撤去すると言う暴挙は、沖縄の民意を一層固め、怒りのマグマを大きく蓄積するに違いありません。愚かな国家権力、愚かな政府は打倒する以外はありません


辛い長い闘いを続けられる秘訣は、そこに沖縄の歌や踊りの文化があることに気付きました。


暴力では近隣の国には勝てない小さな琉球王国が大きな中国や大和との『闘いに勝方法は、負けても、負けても、勝つまで非暴力抵抗(直接行動)を諦めないこと』に気付き、そこから琉球人の不屈の精神が生まれたと考えられます。

 武力では世界の大国には勝てない我が国も、大国との「闘いに勝つ方法は、伝統の文化に依拠し、勝つまで非暴力抵抗(直接行動)を諦めないこと」という不屈の精神を身に着けることが重要と考えます。


 以下を参照下さい
  このブログの2015年3月16日付け掲示。

  英文へ→20 sanshin players perform,protesting against new US militarybase construction





 座込み参加者は、口々に楽しかったと言って帰って行き



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