
日本のコロナ死亡者が少ないのはBCG Japan接種義務のためか?
SA埼玉支部コロナ箱杉浦公昭等
日本のCOVID-19(コロナ)死者数が少ない理由は、日本のBCGワクチン接種義務や菌株BCG Japanを用いてきたことと強い相関関係(因果関係ではない)があることが、数々の報告から分かってきた。(BCG=Mycobacterium bovis Bacillus Calmette-Guérin生きた弱毒化した牛型結核菌を用いたワクチン、世界で40億人以上で接種)
AERA 2020年5月18日号より下図参照して下さい。
https://dot.asahi.com/print_image/index.html…...
COVID-19に特異的なワクチンが開発される前の段階で、BCGはその非特異的な免疫作用による防御が橋渡し役を担いうる点でCOVID-19や将来のパンデミック(世界的流行病)に対して非常に重要である(Curtisら,2020)。COVID-19に対する特異的なワクチン開発が成功するまでには長年月を要すると言われており、日本がそれまでのつなぎ役として役立つBCG Japanワクチン「増産と医療技術の支援」を通じた国際貢献も可能である。(但し本来の結核予防のためのBCGを確保した上での利用として)
(注1)Miyasaka, Masayuki(=宮坂昌之・阪大名誉教授(2020,免疫学フロンティア研究センター)は、EMBO Molecular Medicineの論文
https://www.embopress.org/doi/epdf/10.15252/emmm.202012661
記事「BCG有無でコロナ死亡率「1800倍差」の衝撃 日本や台湾で死者少ない「非常に強い相関」」より