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   731部隊罪証陳列館へ瀬戸物の地雷と手榴弾を寄贈したその後2
                   
杉浦公昭

杉浦公昭様
  弊館の館長から返事あり、早ければ、ご寄贈の各品が二か月ぐらい中国へ送致できます。その時及び後の展示するとき、必ず写真をご覧に入らせていただきます。また、何かご要望があったら、気軽にお話しください。(2018年1月12日着信)
                         譚天
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 譚天様
   杉浦公昭

 貴方は、最初のメールで私の詩を読んだことを告げられました。
 私は、瀬戸物の手榴弾や地雷に出会い、これらの武器に「戦争の愚かさと平和の尊さ」を語らせ、普及しようと考えました。
 そこで「瀬戸物の武器は語る」の一文を書き、「生けてください花一輪」の詩を書きました。

  「生けてください花一輪」
          杉浦公昭作詩                         
 731部隊罪証陳列館へ瀬戸物の地雷と手榴弾を寄贈したその後2 わたしは瀬戸物手榴弾
  火薬を再びつめないで
  生けてください花一輪                                             
  人の心が和むよう

  わたしは瀬戸物手榴弾
  大戦末期のわが国で
  戦のための鉄不足
  心ならずも作られた

  わたしは瀬戸物手榴弾                                    
  戦争放棄の憲法こそ
  人類不滅の法典と
  伝えてください人々に

  わたしは瀬戸物手榴弾
  愚かな戦争させないで
  守ってくださいこの地球
  すべての命が輝くよう                          
                                   
 それから、私は、瀬戸物の手榴弾や地雷を、全国の平和を守るための戦争展に寄贈してきました。
 私から手榴弾をもらった横浜の婦人は、手榴弾に横浜の花・バラを生けて、「生けてください花一輪」の詩と一緒に展示し、説明には、「これは花瓶ではありません。戦時中鉄がなくなり、瀬戸物で作られた手榴弾です。今は、一輪挿しとして使われます」と書いておいたそうです。

 すると、76才の男性の方から、『長い人生で、こんなに素敵な平和と人間を愛する〔展示〕を見たことがない。平和のためにガンバロー  
==握手==』とのアンケート回答を得たそうです。

 私の要望は、この詩を中国語にに翻訳して、 手榴弾に貴館の街を代表する花を生けて、「生けてください花一輪」の詩と一緒に展示し、説明には、「これは花瓶ではありません。戦時中、日本国には鉄がなくなり、瀬戸物(陶器でも可)で作られた手榴弾です。今は、一輪挿しとして使われています」と書いて、展示して頂ければ幸いと思います。

 貴方の言葉に甘えて、ご無理な要望をして済みません。 可能な限りで結構です。 では又お便り下さい。(2018年1月14日発信)
                       敬具。 







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