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 今日は、私が代表世話人を務めさせて頂いている「I LOVE 憲法川越の会」会報45号の原稿をお送り致します。お時間がありましたらご一読下されば幸いです。

「オール沖縄」に学び、「オールジャパン」への結集を!

     I Love憲法川越の会代表世話人・杉浦公昭

私は、昨年沖縄で行われた名護市長選挙、名護市議会選挙、沖縄県知事選挙、沖縄県議会補欠選挙、さらには衆議院沖縄小選挙区全4区のすべての選挙において、新基地建設に反対する候補者たちが当選したことに、驚くと共に嬉しく思いました。この事態を見て「オール沖縄」を「オール日本」へと発展させたいと思いました。

埼玉県でも、「9条こわすな・戦争させない5・31オール埼玉総行動」には「オール沖縄」に憧れ「オール埼玉」の言葉が入り、10,400人の参加者で成功しました。

5月17日に参加者3万5千人の下に開かれた「戦後70年 止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会」に参加し、稲嶺進名護市長の「オールジャパンで共鳴がじわじわ広がりつつある」とか、呉屋・金秀グループ会長も「辺野古基金の7割が県外からでオール沖縄の闘いがオールジャパンの闘いに発展している」などの声を聴き、感動しました。

そこで、『オール沖縄』の闘いと、全国の「戦争させない」闘いを結び付け『オール日本』として闘えば、基地のない平和で豊かな日本を築く可能性が開けていると感じました。

即ち憲法9条を守り、平和と民主主義とわが国の真の独立をかけて、思想信条や保革の政治的立場の違いを越え、「小異を尊重して大同団結」すれば、小選挙区制の壁も破り、戦争勢力を政権から追い出すことが可能な情勢を迎えていると考えました。

そこで、私は、国民の皆さんに、憲法を守り、世界の平和、我が国の真の独立、民主主義のために大同団結し、力一杯闘おうと呼びかけました。

この呼びかけを見付けた「連帯・共同21」は、【特集:国民的共同をめざして】に、私の「戦争させない『オール日本』をめざして」を掲載してくれました。

 ( http://rentai21.com/?p=2328 )

8月30日、午前に科学者会議の原発シンポに参加し、午後に埼玉の仲間3人で戦争法阻止、安倍政権打倒の大行動に参加しました。「オール沖縄」に学び、「オールジャパン」への結集を!

私達は日比谷公園雷門前で、民主党の菅さん、共産党の小池さん、社民党の瑞穂さんらの話を聞きました。2時と3時に全国一斉のシュプレヒコールを行いながら日本の平和と民主主義の雄叫びを感じて、トコトン闘い抜こうと決意を新たにしました。

国会前では、4野党党首が握手した手を高々と上げ、民衆の繰り返す『今すぐ廃案』のシュプレヒコールに合わせて何度も何度も振り続けました。( http://youtu.be/MxfWG5V7VU0 )

この日の参加者は、国会前に12万人、全国1000カ所で同時集会が持たれ、安保以来の盛り上がりで成功しました。この集会で「野党まとまれ」、「野党ガンバレ」のコールも聞こえました。時代は変わりつつあると感じました。

安倍政権は、国政では戦争法案の違憲性で追い詰められ、沖縄では、辺野古の埋め立て承認取り消しが迫り、同時進行の危険を感じて「集中協議」と言う名の1か月休戦を84日時点で沖縄県に提案していました。狙いが休戦にあったために、8月12日に始まった話し合いは97日平行線で終りました。

すかさず政府は、9月12日、話し合いで停止していた辺野古新基地建設作業を再開しました。翁長沖縄知事も9月14日、第三者委員会の検証結果を基に、前知事の辺野古の埋め立て承認に瑕疵(かし)を認め、約1カ月後の正式に取り消しを表明しました。
 9月18日夜、安倍自公政権は、安保法制委員会で――戦争法の暴力「採決?」をしました。(議事速記録には「議場騒然、聴取不能」のみで採決の動議も、賛否の数も,記録なく、「採決不存在」)。翌日19日未明に本会議を通しました。

 私たちは、空前の規模で広がった国民の運動と、6割を超す「今国会での成立に反対」という国民の世論に背いて、憲法違反の戦争法を強行した安倍自公政権に対して、満身の怒りを込めて抗議します。

その日共産党は『戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府』を呼びかけました。私は、小林節慶大名誉教授と同様に「我が意を得たり」と大歓迎しました。

他方、翁長沖縄県知事は、世界のNGOの配慮を受け、国連人権理事会で9月21日、日本政府から自己決定権を歴史的に蹂躙されてきた経緯を説明しました。

そして今、日米両政府が進めている辺野古の米軍新基地建設反対の沖縄の民意への理解と、新基地建設を推進への批判的な国際世論の喚起を訴えました。

戦後70年、安保改定55年目の今年、私たちは、「憲法、安保、基地」を原点に立ち返って吟味し、日米安保条約を日米平和友好条約に替え、他方、アジアの一員としてアセアンの仲間と連携を強め、国家間の紛争は軍事力によらないで、話し合いで解決する安全保障の外交政策を取るべきと考えます。

国民の皆さん!

戦争法案が強行採決され、戦争へひた走る政権打倒の国民連合政府への結集が呼び掛けられています。オール沖縄の結集に学んで、オール日本の結集で、戦争へ突き進む政権を打倒しようじゃあありませんか?




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